桜井源兵衛の伝説
当時、天守を築いた大工の棟梁、桜井源兵衛は天守が完成したが、天守が東南の方に傾いているように見えていた。 ある日、天守に登った妻から、天守はりっぱに出来ましたが、惜しい事に少し巽のほうに傾いています。 と指摘され、女の眼にも見えたことを悔やみ、ノミをくわえて天守から飛び降りて死んでしまったと伝えられます。